ベッドパッドのウールは暑くないのでしょうか?
ウール

寝具の暑さの原因は、湿度が高くなり、蒸れることによる不快感がほとんどです。羊毛は、スケールと呼ばれるうろこ状の特殊な表面で覆われています。スケールは空気が乾燥すると開き、繊維内部の水分を放出し、逆に湿度が上がると水分を吸収して閉じる機能があります。上質のセーターなどが、多少の水分を含んでいても湿った感じがせず、蒸れずにさらっとした感触なのは、その表面構造のおかげです。ですから、寝ている間に人体から放出される汗を吸収し、なおかつ、湿った不快感を感じさせないので、寝具には決して欠かす事の出来ない素材です。エルゴ枕や馬毛入り布団、掛け布団の詰物に上質な羊毛をたっぷりと使用しているのは、この機能が主な理由です。
ウールは保温性の高さを謳われる事が多いので、「暖かい」素材として有名なせいか、夏も暑いと勘違いされがちですが、羊毛は余分な熱を逃がす機能もちゃんとありますので、1年を通してお役に立てる素材です。